狭い注文住宅を設計する場合

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狭い注文住宅の設計ではどのようなことを注意しなければならないのでしょうか。狭い家は一般に狭小住宅と呼ばれますが、その明確な定義はありません。15坪以下の土地に建てられた住宅を狭小住宅と呼ぶことがあります。家の広さはおおむね30坪以下ですが、10坪台の家やそれより小さなものもあります。狭小住宅のメリットは狭い土地に建てられる、建築のコストが安いといったことです。注文住宅を建てる場合、家を建てる総額の費用は2000万円を超えることが普通ですが、狭小住宅なら1000万円台で建てることも可能です。

狭小住宅の設計で重要なことは垂直のスペースの活用です。水平方向は限られているので、上下の空間をうまく使うように設計します。床下や天井に収納の空間を作れば、居住空間が制限されないので窮屈な生活をする必要がありません。設計するときにロフト(屋根裏部屋)を加えることもあります。設計の際に兼用スペースを導入することも居住空間を狭く感じさせない工夫の一つです。キッチンとリビングを分けない、浴室と洗面所、トイレを一体化するといった設計をすれば、家の中が広々とした感じになります。


狭小住宅は視界が狭くなりがちです。それが窮屈さを感じる一番の原因になりますが、空間を仕切るものに透明な素材を使うと家の中の視界が広がるようになります。狭小住宅は注文住宅の一種なので、家の中の内装は比較的自由に選ぶことができます。設計をする人が配慮してくれることが多いですが、そうでなかったら依頼者側から提案してみましょう。